金貨金融とは

金貨金融とは

金貨金融とは何か。
最近少し話題になっているのが、『金貨金融』というものです。
(通称「換金ヤミ金」と呼ばれています)

クレジットカード現金化の買取屋方式に似た手口ですが、新しい融資手口として注目されているようなので、今回は金貨金融とは何か解説します。

金貨金融の手口

金貨金融業者は、「金貨販売ショップ」として営業をしています。

まず最初に、42,000円相当の金貨をあなたに65,000円で売ります。
この時点で、あなたは65,000円の金貨を42,000円で買わされていることになりますから、実質的には23,000円の手数料を業者に支払ったことになります。

23,000円の手数料をパーセンテージに直すと35%です。

金貨金融の特徴は、この時に代金をツケの状態にしておくことです。
つまり、あなたが65,000円の現金を持っていなくても、ツケで買うことができるのです。(実質、金貨金融業者に65,000円の借金をすることになる)

あなたは、65,000円で買った金貨(42,000円相当)を他の一般の金貨販売店に売り、42,000円の現金を受取ります。(事実上の融資)

金貨金融業者への「ツケ」の支払いは9日後です。
あなたは9日後に、業者に金貨の購入代金の65,000円を支払います。(事実上の借金返済)

返済期日が9日後、手数料(利息)が35%ということから、金貨金融の利息は『9日で3.5割』、つまり、ヤミ金用語で使われる『10日で3割(通称 トサン)』よりも高い利息であることがわかります。

およその計算をすると、「月利換算で約120%」、「年利換算で約1,420%」になります。

一部の金貨金融業者によると、法定金利の83倍の利息を手数料として取っていた所もあるようです。

金貨金融は合法か違法か

金貨金融を合法、非合法の面から解説します。
さすがに年利約1,420%の暴利は完全にヤミ金認定されてもおかしくなさそうです。

実際に、9日後の返済を行わなかったとして、金貨金融業者が顧客の男性を訴えたことがありましたが、2011年1月、札幌簡易裁判所は『暴利の融資で公序良俗に反する』として、金貨金融業者の訴えを退けました。

また、2011年6月29日には、金貨金融を営業していた経営者2人が出資法違反(高金利)容疑で、全国で初めて逮捕されています。

業者側の言い分は『カネを貸していたわけではなく、金貨を販売しているだけだ』ということになりますが、裁判所が事実上ヤミ金と認めたことや、実際に逮捕者が出ていることから、金貨金融は完全に違法ということになるでしょう。

次のページは『闇金ウシジマくん(ヤミ金マンガ)』です。

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